2011年07月23日17時50分
リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 キム・キョンテ -11
2 石川 遼 -7
ドンファン -7
市原弘大 -7
5 矢野 東 -5
6 P・シーハン -4
S・コンラン -4
P・マークセン -4
9 キム・ドフン -3
谷口 徹 -3
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昨年の賞金王が今季初優勝を挙げることができるか(撮影:米山聡明)
<長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 3日目◇23日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(7,115ヤード・パー72)>
国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」は3日目の競技を終了。昨年の賞金王・金庚泰(キム・キョンテ)(韓国)がトータル11アンダーまでスコアを伸ばし単独首位に立った。
遼、明日はキョンテに「当たって砕けろ」
前半から快調にスコアを伸ばしたキョンテだったが、11番、12番で連続ボギーを叩きスコアをスタート時の7アンダーまで落としてしまう。しかし、直後の13番。連続ボギーの悪い流れを振り払うようにセカンドで17度のユーティリティを一閃すると、エッジにキャリーしたボールはカップをかすめて約70センチにピタリ。楽々イーグルを奪ってここから流れに乗った。
17番では約7メートルのパットを沈めバーディ、最終18番も3打目のミスから18メートルのロングパットが残ったが、「入れるつもりはなかった」という寄せにいったパットがフックラインを描いてカップイン。圧巻のバーディで2位タイの石川遼、ドンファン(韓国)、市原弘大に4打差をつけてホールアウト。「17番、18番のバーディで気持ちが楽になりました」と笑顔を見せた。
「全英オープン」で予選落ちを喫するなど、持ち味のショットは本調子には程遠い。しかし、調子の悪さを自覚してしっかり自分のコントロールが出来ていることがこのスコアとなって表れている。決勝ラウンド前には同組で回るドンファン、市原のパーオン率や自分の詳細なデータをチェック。「ショットが良くないので自分がどの位置にいるのかを確認しました。2人ともコンディションが良かったので今日は無理せずと思っていました」この日も左に引っ掛けるミスがたびたび出るなど状態は良くなかったが、それをしっかりと受け止めて安定した精神状態で18ホールを回りきった。
明日は石川遼とプロ転向後9度目となる同組対決。しかも「ミズノオープン」に続き最終組での激突となる。これまで石川と同組になった時の相性は良いが「あまり意識はしないですね。コンディションが良い選手が勝つと思う」と平常心は変わらない。4打差も意識せず自分のゴルフを貫いて今季初の栄冠を目指す。
【2日目の順位】
1位:金庚泰(キム・キョンテ)(-11)
2位T:石川遼(-7)
2位T:ドンファン(-7)
2位T:市原弘大(-7)
5位:矢野東(-5)
6位T:ポール・シーハン(-4)
6位T:スティーブン・コンラン(-4)
6位T:プラヤド・マークセン(-4)
9位T:谷口徹(-3)他2名
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